「通過順」の表記の見方
netkeibaなどの成績表にある「通過」欄には、6-6-1-2のようにハイフンで区切られた数字が並んでいます。これは、レース中の各コーナーを通過した時点での、その馬の順位(何番手を走っていたか)を表しています。
6-6-1-2(4コーナーあるレースの場合)→ 1コーナー6番手 → 2コーナー6番手 → 3コーナー1番手 → 4コーナー(最終コーナー)2番手
数字の個数はコースによって異なり、2つの場合(例:3-2)は「第1コーナー・最終コーナー」の2ポイントだけが記録されているケースです。最初の数字が「第1コーナー通過順位」、最後の数字が「最終コーナー通過順位」と覚えておけば、どのコースでも読み解けます。
通過順から見える「脚質」
通過順の推移を見ると、その馬がレース中どのようなポジションを走る傾向にあるかが分かります。一般的に、以下のような分類がよく使われます。
- 逃げ・先行:早い段階から上位(1〜4番手程度)を走るタイプ
- 差し:中団あたりで我慢し、最終コーナーからスパートするタイプ
- 追込:終始後方に構え、直線で一気に順位を上げるタイプ
同じ「4着」という結果でも、終始先頭付近を走っていた馬と、後方から追い込んで4着まで来た馬とでは、次走以降の狙い方が変わってきます。例えば、逃げ・先行タイプは自分のペースを作れるレースで、差し・追込タイプは前が止まりやすい消耗戦で本領を発揮しやすい、と言われています。
通過順だけでは分からないこと
通過順は「その馬がどこを走っていたか」を示す数字であって、「なぜそこを走ったか」までは教えてくれません。同じ通過順でも、レース展開(ペースが速かったか遅かったか)や馬場状態によって、その位置取りが有利だったのか不利だったのかは変わってきます。
そのため、通過順は単独で見るよりも、上がり3F(ラスト600mのタイム)や馬場状態と組み合わせて見ることで、より正確にその馬の適性を判断できます。
あなたが注目している馬は、どんな脚質タイプ?過去の通過順を自動で集計して診断できます。
マイ競馬リサーチで調べてみるまとめ
コーナー通過順は、その馬の「レース中の走り方の癖」を映し出す情報です。1回のレースだけでなく複数レース分の通過順の傾向を積み重ねて見ることで、その馬に合ったレース条件が見えてきます。